「鍵の行方」




「はぅ・・・どうしよう・・獏良君?」
我ながら、なんとも情けない声を出してしまいます。

――はい・・今、私達はとても困っています。

「あはははー・・困ったね、さん。」
一緒に居る獏良君の「ほんわか」した声を聞いていると、
なかなか、信じては頂けない様にも思いますが・・・



――・・でも・・本当に私達はどうにもしがたい・・・――


――「トラブル」に巻き込まれている最中だったりします。――



今日の最後の授業、「化学」が終わり・・
その日はたまたま、の班が片付けの番であった。
は同じ班の獏良と二人で実験教材の片付けをする事になった。

まだ、昼間だというのに何だか少し薄気味悪い「化学準備室」。

今にも「お化け」やら「妖怪」やらが、出てきそうな雰囲気である・・

「なんか、怖いな〜・・早く片付け終わらせたいなぁ・・」
は小さい頃から「お化け」や「怪談話」の類は全く駄目だった。
友達とそんな話題になってしまった時は・・
一人、ビクビクと耳を塞いで絶対に聞かない様にしているという感じである。

でも、も誰かと一緒ならば・・まだ、明るいし・・多少は平気だった。

途中、獏良君が「なんか、「お化け」でも出てきそうだよね〜♪」
などと、嬉しそうにのん気に言っていたが・・・


しばらくして・・一通り片付けも終わり、早く外に出ようとはドアに手を掛けた・・


――だが・・・

「あれ・・おかしいな・・?」
ガチャガチャとドアノブを回すが、びくともしない。
「どうしたの? さん。」
獏良もそんなの様子を察してか、ドアの方に近づいてきた。
「獏良君・・何だか、ドアが開かないみたい・・・」
今のに理解できた事はこれだけであり・・
さらに最悪の事に・・最終的にも二人が理解できた状況下はこれだけだった・・・

――立て付けが悪かったのか、何かの弾みに「鍵」が掛かってしまったらしい・・・



かれこれ・・もう、ここに閉じ込められて一時間・・

未だ、誰かが助けに来てくれる気配も無い・・・


今日は金曜日の放課後・・こんな時間にこんな場所を通る人は限りなく「0」に近い筈・・

けれど・・無駄だとわかっていても、行動せずにはいられません。

「スイマセンーーー!! 誰か、いませんかーーー!!」


ドンッ! ドン!!


叩いても・・叫んでも・・誰かの返事が返って来る筈も有りません・・・


もし、このまま次の授業が始まるまで見付からなかったら・・
最悪の場合・・学校が始まるまでの二日間、ここに閉じ込められ事になります。

「誰かー!! ここを開けて下さいーー!!」


バンッ! バン!!


助けを求めて声を出しても・・只、静まり返った学校の空気が耳に残るだけ・・・


にとっては二日どころか、このまま暗くなるまで、
ここに居る事になるかと思うと、不覚にも泣きたくなってきます・・・


――・・しかし・・そんな中・・・


「あぁ〜・・うっせいなぁ・・もう少しゆっくり待とうぜ、。」


――・・・・・・・・・・・!?


今・・この場に居るのは、片付けの当番である・・
と獏良の二人だけの筈である・・・

だが、その「声」はには、初めて聞くように思えた・・・
がよく知っている・・さっきまでとは、明らかに「違う」人物の「声」・・

「ば、獏良君・・・どうしたの?」
はさっきまで、自分と共に途方にくれていた獏良に声を掛けた。
確かに途方にくれると言っても、と違い獏良は実に冷静そのものであったが・・

とうとう、閉じ込められたショックでおかしくなちゃったのかもしれない!?

わたわたと獏良を心配するをよそに・・一方の獏良はというと・・
「「獏良君」?・・クク・・オレ様は「バクラ」だ。」
自分の事を心配し、戸惑うの表情を実に楽しそうに眺めていた。
「も、もしかして・・・お化け?」
恐る恐る・・は自分が最も遭遇したくない事態かどうか尋ねていた。

獏良君・・もしかして、「幽霊」にでも取り付かれたのかも!?

だが、そんなの発言に、バクラは急にムッとした表情をして・・・
「「オバケ」じゃねえ!! 「バクラ」だ!!」
そう、凄い剣幕で反論してきた、もそんな獏良の剣幕に押され・・
「バ、バクラ・・君。」
そう一言、返事を返すのがやっとだった・・・
「「君」はいらねぇ・・バクラだ。。」
バクラはというと、そんなに何回も「同じ事」を言うのに・・
いい加減に飽き飽きしている感じだった・・

確かに普通の「幽霊」とは違うらしい・・それに何故だか自分の名前も知っている。
「うん・・よろしく、バクラ。」
はおずおずと「初対面」のバクラに挨拶をした。


バクラの方からは、正しくは「初対面」という訳ではなかったが・・・


――へぇ・・こいつが「」か・・


」・・・「宿主」である「獏良」や遊戯達と共に居る事が多い「少女」。


バクラもに「興味」を持っていた。


――「宿主様」もまんざらでもなさそうだし・・


「それに・・折角、「二人っきり」って奴なんだし楽しもうぜ・・。」
そう薄く笑みを浮かべると・・バクラはゆっくり、の方へ近寄っていった・・・

柔らかな「笑顔」が印象的な・・晴れた日の日向の様な少女・・・

だからこそ・・自分の手で壊してみたい衝動に駆られる・・


――このまま、オレ様が手を出しても「問題」は無いだろう・・・


じりじりと・・のすぐ目の前までバクラが迫っていた。
「えっと・・その・・あの・・・」
も正直、自分が今どういう状況に置かれているかわからなかったが・・


――・・けれど・・


バクラが一歩足を進めるたびに・・自分の足がすくみ、後ろに後ずさるのがやっとだった。


気が付けば、もう・・の背中は壁に当たっていた・・・

お互いの呼吸が判るほど・・・二人の距離は縮まっている・・・

バクラはの両手を片手で絡め取ると、そのまま乱暴に後ろの壁に押さえつけた。
「あっ・・くぅっ!」
その痛みから・・の唇から苦痛を含んだか細い声が漏れる。


――これが・・いつもの「オレ様らしい」やり方・・・


「良いぜ・・お前のそういう「怯えた」表情もゾクゾクするぜ。」
バクラは実に満足げな表情での瞳を見つめていた・・・

目の前の少女の瞳の中には、自分が映り・・

そして・・・その瞳には「恐れ」や「恐怖」が支配していた。


――オレ様は「欲しいモノ」は全て「奪い」・・手に入れる・・・


「バクラ・・ちょっと・・嫌ぁ・・・」
やっとの思いで出た自分の声が震えているのがわかる・・・

これから何が起こるのか・・・には、わからなかった・・

しかし・・・「わからない」からこそ、余計に「恐怖」が増していく・・・


――「少女」の甘い瞳に混じる・・「恐怖」や「苦痛」・・・


自分が気に入っている「少女」に・・徐々に「心惹く」味付けがされていく・・・

は懸命に自分の手の内から逃れようとしていたが・・・
それが逆にバクラにとっては捕まえた獲物を弄ぶ様で愉快な物であった・・


――・・・だが、


「このまま、ここでお前を滅茶苦茶にしてやりたい気もするが・・・」
バクラはゆっくりと・・目の前のに手を延ばし・・・
その艶やかな髪に触れ・・そして、指先を柔らかな頬に滑らせた・・


――それだけでは・・・もう、バクラには物足りなかった。


バクラが触れる度に、はビクッと震えて目を閉じる・・
「そうしたら・・折角の可愛い顔に「泣き顔」しか残らなくなるからな・・」

今にも、泣き出しそうなに・・バクラはそっと・・耳元で囁いていた・・・


「だから、勿体ねぇから・・止めておくぜ・・・」

最後にそう付け加えると・・・はバクラの手から解放された。


はゆっくりと・・・先程まで、きつく閉じられていた瞳を開いた・・・
「――・・バクラ・・・?」

もう、随分と夕暮れの日が傾き・・・薄暗い視界の中で・・・
目の前のバクラは、さも可笑しそうに声を出して笑っていた。


今までの、緊張の糸が切れたように・・はそのまま、ぺたんと床に座り込んでいた。


「ヒャハハハハ!! オイ、!! なに情けねぇー、ツラしてやがるんだよ?」
バクラはそんなをからかうと実に生き生きと楽しんでいた。
「・・そ、それは・・・バクラが急にあんな事するからで――・・」
も真っ赤になりながら、直ぐにバクラに抗議しているが・・
案の定、バクラが聞いてくれている訳も無い・・
「それに・・そろそろ、こんな「辛気臭い」場所で、
と「二人っきり」ってのも、「色気」がねぇしな。」
バクラはというと、渋々といった感じで言っていたが、
表情は言葉とは裏腹に愉快そうに茶化した感じだったが。

結局、バクラは「やれやれ」という感じで、一つ息を吐き出すと。
「いいぜ・・このオレ様が「外」に出してやるぜ。」
そう言うと・・バクラはニヤリと表情を変えた。
の頬に触れていた手を少しずらし・・・
彼女の髪を止めていた、一本のピンを抜き取った。
「まぁ・・見てな・・・」
そう言うとバクラは、おもむろに手に持っていたピンをグニっと曲げてしまった。
「バ、バクラ!? ちょっとそれ!!」
いきなりバクラがそんな事をするものだから、も驚いたが・・・
「はぁ!? 何言ってやがる・・これでこの「鍵」を開ける為に決まってんだろ?」
「何を今更?」とバクラは呆れた表情で答えていた。
「えっ?・・バクラ、そんな事出来るの?」
きょとんと、は実に意外そうにオレ様の方を見ている・・
「まったく・・・おい!! 、もう一本同じ奴こっちに寄越しやがれ。」
バクラは手を差し出すと「早くしろよ。」とに催促していた。
「う、うん・・・わかったよ!!」
私も最初はびっくりしたけど・・結局、もう一本のピンをバクラの手に渡していた。

が半信半疑で見守る中・・・
バクラは実に手馴れた手付きで、あっという間に扉の鍵を開けてしまった。


「バクラ・・凄い・・・」
余りに見事なバクラの技術には素直に感心していた。
「オレ様は「盗賊」だからな・・この程度の「鍵」なんざ、開けるのは朝飯前だぜ。」
等と「盗賊」という人様には余り誇れない「職業」をバクラは誇らしげに言っていた。
「ほらよ!! ざっとこんな物よ!!」
得意げなバクラの表情はいかにも「オレ様のおかげだぜ!!」と言わんばかりである。
上機嫌なままのバクラがの方に振り返ると・・・
「うん!! ありがとう、バクラ。」
薄暗い夕暮れ時でも、の明るい笑顔が実に鮮やかに映った。
外に出られた嬉しさから、はバクラの手を取ってお礼を言っていた。

ふと、見ると・・・何故か、バクラは自分から目を反らしている。

――あれ・・・バクラ、急にどうしたのかな?

が少し心配そうにバクラの顔を覗き込むと・・
「――・・オレ様のお陰で外に出られたんだからな・・存分に「感謝」しろよ。」
ニッコリと満面の笑みのとは反対にバクラは何だか大人しくなってしまった。

バクラはというと、自分の頭をグシャグシャと掻き毟ると小さく舌打ちしていた。

なんと言うか・・柔らかなの「笑顔」を見ていると・・
その・・「このままでいて欲しい」などと、何故か思ってしまう。

――ったく・・・いつものオレ様らしくねぇぜ。

バクラもそんなの「笑顔」が一番、自分の「心」を惹くものだったからこそ・・・
こんな、普段の「自分らしくない」事をしたのかもしれない・・・

バクラがの方に視線を戻すと実に不思議そうにしていたが・・・
「でも・・バクラもあんな「特技」があるなら、直ぐに開けてくれれば良かったのに・・」
今更ながら非難するとまではいかなくとも、文句の一つも言っていたが。

しかし、よくよく考えてみれば・・どうして、早く開けてくれなかったのだろう?

「お前の「困ってる」姿がなかなか「可愛かった」からな・・・つい・・」
だがバクラは悪びれる様子もなく、しれっとそんな事を言っていた。

はぁ・・人の困っている姿を喜ばれても・・ちょっと・・いや、かなり困ります。

「しょうがないなぁ・・」っと、は小さく溜息を吐くと・・
「「バクラ」は「獏良君」と違って「意地悪」だよ・・・」
だがもう、私も苦笑いしながらバクラに対して怒る気にもならなかったが。
バクラもそんなに何か言いたげだったが・・
「まあ、直ぐに開けちまったら、折角の「チャンス」って奴も逃がしちまうからな。」
などと、私の「質問」を勝手に切り上げてしまった。
「バクラ・・・「チャンス」って?」
私がそう聞こうとすると・・
「まぁ・・お前はニブイからな、あんな状況下で無くても何時でも頂けるか・・」


――今日の所はこの辺にしておいてやるぜ・・


目の前にいるバクラが目を閉じた、次の瞬間・・・


「あれ・・・ここ何処?」
いつもの穏やかな聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「あっ!! 獏良君、良かったー・・気がついたんだね。」
も色々な事が一度に有り過ぎて、獏良の事をすっかり忘れていたが・・
どうやら、なんとか「無事」の様で一安心である。
さん・・あれ? ボク達、外に出られてる。」
獏良は今しがた起きて寝惚けたように、ぼーっとしている。
「うん、鍵を開けてくれた人が居たんだ。」

私は今までの経緯を、簡単にかいつまんで獏良君に説明した・・
勿論、あの「バクラ」の事については触れない事にした。

「へぇ・・そうなんだ・・じゃあ、その人にお礼を言わなくちゃね。」
獏良は納得したのか、ニコニコとそんな「無理難題」をさらりと言っていた。
「うーん・・獏良君は多分、会えないだろうから、私の方からそう言っておくよ。」
は何も知らない、いつもの獏良にクスクスと笑いながらそう話し掛けていた。
「えっ? そうなの、さん?」
獏良もそんなに不思議そうに尋ねていたが・・・
「多分・・きっと・・そうだと思うよ。」

――確かに「獏良君」と「バクラ」では、全然大違いである。

「そっか・・残念だな〜・・」
獏良はに「バクラ」に会えない事を聞いて・・実に残念そうにしていた。

回りを見渡せば、もう夕日は「赤み」を無くし・・夜の薄い「青」を含み始めていた・・

私はうんと背伸びをして・・一度だけ・・また、大きく深呼吸をした。
埃っぽかった空気とは違う・・新鮮な外の空気。
今まで閉じ込められていたのが、まるで嘘の様である。
「もう・・随分、暗くなちゃったね・・・
本当にお化けが出ると怖いし・・行こう、獏良君!!」

――うん!! 今日は色々とあったけど、もう大丈夫!!

獏良もそんな、急に元気なをほのぼのと笑顔で見守っていた。
「ボクはどうせなら、一度は会って見たいかなー・・」
しかし、獏良の方も今日のアクシデントを特に気にする事も無く、
いつも通りの「マイペース」でそんな事を言っていた。

今、目の前にいる何時もの、のんびりした「獏良君」が、
さっきまでの「バクラ」だったなんて、何だか少し信じられないな・・

――「バクラ」も・・ちょっと怖かったり、意地悪だったりしたけど・・・

「でも・・また、いつか会えると良いな・・・」
ぽつりと・・誰に言うつもりも無く、そんな事を言っていた・・・

――・・が?

「ククク・・もしかして、オレ様にか? 。」

――・・えっと・・・間違いなく、この「声」は・・・

が「声」の方を振り返ると・・そこには・・・
さっきまで一緒だった「バクラ」が不敵な笑みを浮かべ、
の顔を覗き込む様に、すぐ横に並んで居た。
「わぁ!? バ、バクラ!! もう、消えちゃったかと思ったよ!!」
急に目の前にバクラの顔が現れて、もつい大声を出してしまっていた。
・・テメェ・・オレ様の事を何だと思ってるんだ?」
バクラは何だか呆れた様子での方を見ていたが・・・
そんな、バクラの気も知らずに・・
「えっ・・獏良君に取り付いた「幽霊」じゃないの?」
は素直に思った事を口に出していた。
「――・・まっ・・オレ様の事は今度、ゆっくり教えてやる。」
そう言うと、の手を取りバクラは自分の方へ引き寄せていた。


「だから、心配しなくてもが会いたいと思ったら・・特別にまた会ってやるぜ。」
只、そう一言だけに伝えるとバクラはそっと手を放していた。


いきなりの事では「きょとん」っとしながら・・
「・・「幽霊」って「思ったり」「考えたり」すると・・
寄って来ちゃうって・・やっぱり、本当だったんだ。」
っと、バクラの「期待」するものとは、かなりずれた反応だったが・・・

――あぁ・・まったく、ニブイ奴だぜ・・・

「だから!! オレ様は「幽霊」じゃねぇーって、何回も言ってんだろ!! !!」
なんだか、飲み込みの悪いにムカついてきて、ついムキになっていたが・・・
「わかってるよ、「バクラ」は「バクラ」だよね!!」
だが・・よく見れば、は可笑しそうに笑っている・・・


――ったく・・なんで、こういう時に一番良い顔しやがるんだ・・


バクラはゆっくりと溜息を吐くと・・・の方を向いた。
「――っで、もう、帰るんだろ。」
の方もバクラに言われてやっと気付き・・
「うん、もう遅いしね。それじゃあ、バクラ、また明日――・・」
と私が言い終わる前に・・・
「ほらよ!!とっとと行くんだろ? 。」
バクラはグイグイと手を引くと歩き出してしまっていた。
「えっ・・バクラ!? 私はもう帰る―・・・」
急に引っ張られるのでビックリしたが・・・
「だから、オレ様がわざわざ「送ってやる」って言ってるんだ。」
バクラの口から出た言葉は、えっと・・その実に以外な物だった。

「送ってやる」という事は、そのバクラなりの気遣いなのかもしれない・・・

だが、帰るにしても家の方向とは反対の様な・・・
「で、でも・・私の家の場所――・・」
バクラ・・知ってるのかな?
「そんなもん、テメェに聞けば済む事だろうが。」
――っと・・バクラはあっさりと言い切っていた。

が少し困った様な瞳をしていたが・・・
「――・・ったく、ウダウダ言ってねぇで、行くぜ。」
そう一回だけいうと、バクラはまた歩き出してしまった・・・
手を引っ張られながら、 もわたわたと慌ててついて行っていた。




――そんな、キリが無い会話を繰り返しながら・・もバクラも・・


――「夕刻」を告げる「赤」から、「夜」の訪れの「青」に変わってゆく・・


――学校からの帰り道をなんだか、賑やかに歩いて行っていた。












――困った事が起こったら、まずは慌てずにゆっくりと深呼吸・・――



――そうすれば、問題解決の「鍵」は以外と見つかるものである――












>FIN


400HIT 紅華 麗様に捧ぐ


>BY・こはくもなか


>あとがき
こはくもなか初「バクラ」ドリームです!!
「オカルト苦手ちゃん」と「オカルトの塊の様なバクラ」なお二人さんです。(笑)
なんだか「出会い編」っと、言った感じでしょうか?(爆)

スイマセン・・紅華さん、何だか「恋愛未満」+「ドリーム未満」ですね・・(苦笑)
でも・・せめて「バクラらしく」にはなってますでしょうか?
あぁ・・でも、後半は「ほのぼのギャグ」書けて、とっても楽しかったです!!(爆)

それでは様、これからもたまには社長以外のドリ書くとは思いますが、
そちらの方も是非とも御読みくださいませ!!
短い話でしたが、ここまで御読み頂いた様には心より感謝御礼申し上げます!!

2002.10.13 こはくもなか拝


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