――…「最重要優先事項!!」…――






―― 海馬コーポレーション 「社長室」 ――

この部屋の主、「海馬 瀬人」は多忙である。

目の前のデスクの上には、社長のチェックを待つ、山の様に積み上げられた書類。

デスクトップパソコンには、業務連絡のメールなど、途切れる事が無い・・・

そんな事など「日常」であるが如く、淡々と目の前の「仕事」をこなしていく。


――それが「海馬コーポレーション社長」海馬 瀬人の「仕事」である。



だが、ここ一ヶ月程の海馬のハードスケジュールは・・・
回りの者が見ても、目にあまる物があるほどである・・・

次々と積み上げられていく・・・山のような「仕事」。


――だからといって、海馬の効率が落ちる訳でも無いが――・・


しかし、流石の彼も「ストレス」という物は感じるらしい・・・

――クッ・・・イライラする・・このオレが何で、この程度の事でためらっている・・

しかし、結局は数分程、悩んだ挙句・・・吹っ切れたのか。
瀬人はおもむろに、電話を取り、短縮ダイヤルを押した・・・

何やら大声で、磯野に怒鳴りつけ「用件」だけを言っている。
瀬人は、手早く「用件」だけ済ませると・・・・
また、何事も無かったごとく・・・仕事に向かった・・
気のせいか先程より、スピードが上がっている気もするが・・

―― はというと・・

瀬人の事を少し心配していた・・・
特に、この一ヶ月程の彼の忙しさは「異常」だといえる。
から見ても、瀬人は明らかに「働きすぎ」である・・・
「休日」所か「プライベート」など無いに等しい・・
確かに、世界の大企業の「社長」ともなれば「忙しい」のは尚更であるが。
でも、あれでは何時「過労」で体を壊してもおかしくない・・・

――それなのに・・私は・・「そんな事」よりも・・

瀬人に会えない事への「寂しさ」の方が、 にとっては辛かった・・・

そして、そんな「瀬人」の身よりも、その方が辛く思ってしまう・・

――「自分」が少し「嫌」になった。



――放課後・・何時もの様に、 は遊戯達と帰ることになった。

こんな状態である、勿論、瀬人が「学校」になど来てる筈も無い。

瀬人も忙しい時間の合間を縫って、 に電話をしてくれていたが・・・
余りにも、忙しく疲れた瀬人の声を聞いていると・・・
とても、自分の気持ちなど・・言う事ができなかった・・

もう随分、瀬人の顔を見ていない・・・

「・・・瀬人・・」

は小さく・・会えない「恋人」の名前を呟いていた・・・

これから、遊戯・城之内・杏子など、皆で遊びに行くというのに、
には、いつもの明るい「笑顔」の欠片さえも残されていなかった・・・

ここしばらく元気の無い に対して・・
・・なんか元気ねえなー・・なあ・・マジで大丈夫か?」
城之内も心配そうに声を掛けていた。
「バッカ!! 城之内! もう!・・もう少し言い方があるでしょう・・・?」
などと、城之内に対して、呆れた感じでツッコミを入れていた。
だが、杏子も城之内や遊戯などと、同じように・・・
ここ、最近の の様子を心配していた・・・

――流石に鋭い「女の勘」で・・ が「何」に悲しんでいるか分かっていた。

杏子は何で が元気が無いか、随分前に聞いてみていた・・

――「忙しい彼氏」となかなか、会う事が出来ないらしい・・

杏子は、 にいっそ「我が侭」を言って会ってみたらと「提案」もしたが・・
は・・・「仕事だから・・しょうがないよ・・」と、
淋しそうに無理した「笑顔」をしていた・・

はというと、瀬人と付き合っている事を隠しているつもりでいるが・・
「素直」というか・・すぐに、顔に出てしまう、 の事・・・
本人は「一生懸命」、人に「心配」を掛けまいとしているが・・・

どうにも は「隠し事」が出来ないタイプらしい・・・


そんな中、校舎を出た遊戯達が校門の方に目をやると・・・

――校門の前に黒塗りのリムジンが停まっている。

こんな物で学校に乗り付けて来るのは、彼等には「一人」しか思い当たらない・・・

――が、車からは「海馬」ではなく、数人の黒尽くめの男達が降りて来た。

「な、なんだ? なんだー・・!?」
城之内はというとあからさまに、この「黒尽くめの男達」に対して不信がっていた。
まあ・・・確かに城之内程ないにせよ・・
ハッキリ言えば・・「海馬」以外なら遊戯達には、全く心当たりの無い連中である。

だがどうやら、向こうはこちらに用があるらしく・・・
ドンドンと、こっちに近づいて来る・・とっさに、城之内が前に出て拳を構えた。
「なんだ・・やるってのか! テメェーら!!」
だが、そんな城之内など無視して通り過ぎていき・・・
の方を向いた・・そして・・

――彼等は に対して、恭しく頭を下げた・・・

  様ですね・・瀬人様より、
様を御連れするよう、仰せつかっております。」
そう言うと一通の手紙を に手渡した。
「え・・せ、瀬人君が?」
「瀬人」の名前が出た事に は一瞬、胸が高鳴った。

――・・瀬人から・・一体、なんだろう・・?

はやる気持ちを落ち着かせて、 は手紙の封を切った・・・

――たった・・一枚の便箋、中には確かに瀬人の字で・・・

「「―・・
  今すぐ、海馬コーポレーション本社に来い。」」と一言あるだけであった。

いつもの瀬人らしい文章がなんだか、 には嬉しかった・・・

――・・ただ・・ の「心」が暖かくなってくる・・

が瀬人からの手紙を手に、一瞬、ボーっとしてると。
「それでは、 様。さあ・・御急ぎください。」
何だか、急かされる事になってしまった。
「あ、はい! すいません!!」

――久しぶりに・・瀬人に会える・・・

けれど・・只、何だか・・気のせいかも知れないが・・
何故か・・SPの方達に鬼気迫るものがあった。

何故なら、瀬人が命令した時に、こうも付け加えたからだ・・・。
を連れて来れなければ、貴様等!全員「クビ」だ!!!」という、
まさに、彼等にして見れば、恐怖の「死の宣告」であった・・・。

だが、只、一人・・そんな状況を黙って見ている筈も無く・・
「オイッ!! テメーら、何だか知らねぇーが!!
 オレ達の方が先に と「約束」してたんだぜ!!
 海馬の遣いだか、なんだか知らねぇーが・・
勝手に を連れて行くなよな!!」
などと、大声で城之内が喰い下がっている。

「SP」の方から言わせ貰えば・・社長からの「任務」に「失敗」する・・
まして「城之内」などの所為で、「 」を連れて来れなかったとしたら・・・
常日頃から「オレの部下に、弱卒はいらん!!」等と言ってる人である。

間違いなく、その場で「職」より「命」を失いかねない・・・

まさに・・彼らは「必死」である。(笑)

磯野さん達SPと城之内がもめていると・・
杏子はそんな中、冷静に状況判断をしていた。

―― の「悩み」――

――「なかなか、会う事が出来ない・・」という、「彼氏」・・・

――海馬の手紙を受け取った時の、 の嬉しそうな顔・・・

――その「海馬」の「 」に対する、「行動」など・・・

杏子の中で、これら総てが「一つ」に繋がった。

そう意外な程、簡単な事だったのだ・・・
「なーんだ・・そっか!!」

――そういう事か・・・

杏子はズカズカと歩み寄ると、喧嘩っ早い城之内のクビ根っこを捕まえて・・
「はいはい・・城之内! あんたは、今日はここまで!!」
と言って城之内をいともあっさり止めていた。
そんな中、あたふたとしている の方を見て・・
「行ってきなさいよ、 !! こっちは、また今度でも良いし!!
 それに・・海馬くん怒らせると、後が怖いわよぉー・・・ねっ!!」
などと、 に向かって笑顔で楽しそうに言っていた。
「そ、それは・・海馬くんなら・・言えるかも・・・」と遊戯は苦笑いした。

杏子の意外な言葉に一瞬、戸惑ったが・・・

・・・でも・・私は・・・やっぱり・・・

少しの沈黙の後・・ は・・

「う、うん・・ありがとう、杏子ちゃん・・」
「それと・・今日はゴメンネ、遊戯君、城之内君!!」

吹っ切れた、爽やかな「笑顔」で答えていた。

――それは・・遊戯達から見ても、久しぶりの の柔らかい「笑顔」だった。

磯野さんやSPに促され車に乗り込んでいく、 を見送りながら。

城之内は「?」マークを浮かべ「どういう意味だ?」と言わんばかりだった。
杏子は、くすくすと笑いながら・・
「ふふ・・「男共」は別に知らなくても、いいの!!」
「おい・・杏子? 一体、どういう意味だよ?」
だがもちろん、そんな事等はぐらかすが如く・・・
「さっ! そんな事より、遊戯も城之内も早く行きましょう!!」
何だか、不に落ちない感じもしたが・・・さっきの の「笑顔」を思い出すと・・

まあ・・ が元気になったなら、彼らも別に「理由」など、どうでもいい気がした。

「あ、でも・・ のやつ・・何で海馬なんかに呼ばれたんだ?」
「あ、杏子! それボクも知りたいよ!!」
先に行ってしまった今回の唯一、その総てを知る杏子に向かって・・
遊戯と城之内は、懸命に呼び止めていた。

――そんな、楽しそうな声の中・・遊戯達も童実野高校を後にした。


――しばらくして・・車は海馬コーポレーションの前に着いた・・

―― は促されるままに、瀬人のいる「社長室」前まで案内された。

「それでは・・ 様。私たちこの辺で・・失礼させて頂きます。」
もここまで、案内してくれたSPや磯野さん達にお礼を言った。
「あの、有難う御座いました!!」とペコっとお辞儀をした。

―― 一人その場に残された の目の前には・・・
「社長室」と書かれたプレートがついた、重厚な扉がそびえていた。

そっと・・ドアノブに手を掛け・・恐る恐る・・・ は扉を開けた・・

部屋の中ほど、デスクで忙しそうに瀬人が座っていた・・

瀬人も の事が目に入ったらしく、やっと「仕事」の手を休めた・・

「遅かったな・・・ 。」
何時もどおりの、落ち着き払った瀬人の声・・・
そんな、瀬人に の方が戸惑ってしまった・・・
「えっと・・瀬人君・・急にどうしたの?」
心持ち淋しそうな の声・・・
「―・・ずっと・・忙しいと思ってたよ・・・」
は一部の望みを賭けて・・そんな事を言っていた・・
「あぁ・・見ての通り・・まだ「仕事」も終わってない・・・・」
だが瀬人は・・そんな の「望み」を知らないが如く・・平然と言っている。
分かりきっていた事だからと・・・
は自分に言い聞かせ、顔を伏せ押し黙っていた・・
でも・・だとすると、何故・・瀬人は自分を呼んだのだろう?
「えっじゃあ・・なんで?」
は自然とそんな事を瀬人に聞いていた。

まさか、自分にこの書類の山を手伝わせる・・・――訳がない。
何でも、自分一人でやってしまう瀬人の事・・
むしろ・・「足手まとい」になってしまう「自分」を呼ぶ筈も無い・・・

――そう思うと、何だか余りにも・・自分が「無力」に思えてくる・・

そんな、悲しそうに俯く に・・・・

瀬人は立ち上がり・・ゆっくりと歩み寄った・・・・

――そして・・ を自分の腕の中に抱き締めていた。

「会いたかった・・ ・・・」

――・・何時に無く、素直な瀬人の声・・・

・・ のすぐ近くで・・ずっと聞きたかった・・瀬人の声が聞こえる・・

「・・瀬人・・・」
気がついたら・・ は瀬人の胸に身を預けていた・・

――・・暖かい・・・瀬人の「温もり」と「想い」が伝わってくる・・・

耳を澄ますと・・瀬人の心音が聞こえる・・
気のせいかも知れないが・・少し・・早い気がする・・
も瀬人の体に腕を回し・・ぎゅっと瀬人を抱き締めていた・・

――そうする事で・・自分の気持ちも・・瀬人に伝わって欲しかった・・

しばらくして・・ はある事を思い出した。
「あっでも・・・用事が有るって?」
そう・・たしか・・私は瀬人に呼ばれて来たはず・・?
抱き締められたまま・・ は瀬人のほうを見上げた・・
そんな に瀬人はさも可笑しそうに笑っていた・・
「ククク・・ に「会う」・・これが「用事」では問題あるか?」
そう・・ に対して、あっさりと言っていた。

――瀬人とて、 に会いたいのをずっと「我慢」していた。

この「仕事」が終わったら・・と、何とか自分に言い聞かせていたが・・

それで誤魔化すにも・・そろそろ、瀬人にも「限界」だったようだ・・・

――我慢出来ない訳ではない・・只、我慢したくなかっただけだった・・・

そう、瀬人が最初に言った用件は――

「―・・「 に会いたい」・・―」

「だから・・今すぐ!急いで連れて来い!!!」だった。

その海馬の何時に無く、吐き出したような素直な声に、
日頃の海馬から出た「声」とは思えず、
磯野ですら「社長本人」か疑ってしまった程である。
だがすぐに、いつもの「海馬 瀬人」の声になり・・
周りのSPに罵声を散々浴びせていたが・・(笑)

この「素直」というか「我が侭」な「雇い主」に対して、
周りのSPや他の人間も、こんな瀬人の歳相応な所に微笑ましく感じた・・

それに振り回される方としては、たまらないが・・・(笑)

「瀬人は・・やっぱり・・「我が侭」だよ・・・」
はクスクスと笑いながら・・少し拗ねたふうに瀬人に向って言った。
「クク・・「我が侭」か? それは「一方的」な場合だけだ。
 それとも は・・・オレに会いたくは無かったのか?」
瀬人の真っ直ぐな蒼い瞳が、 を捕らえている・・・

――そうやって・・いつも・・私が言いたい事を先に言ってしまう・・

「ううん・・そんな事無いよ、絶対、もっと・・ずっとずっと・・瀬人に会いたかったよ・・」

――凄く嬉しくて・・本当は「笑顔」でいたい筈なのに・・・

――どうやら・・私は少し泣いていたらしい・・・

・・こういう「我が侭」なら、たまには「私」が叶えてあげられるよね・・

・・私の事も「頼って」ね・・瀬人・・私も瀬人の「力」になりたいのだから・・


――それから、一時間ほど瀬人と は二人で喋っていた・・・

だが、いざお互いに「会う」と言いたかった事など・・よくわからなくなった・・
結局・・話した事など本当に他愛もない事だけだった・・・

――それでも・・「時間」という物は呆気なく過ぎ去って行く物らしい・・

――外を見れば・・何時の間にか綺麗な夕焼け空である。

「さすがに・・もう「休む」には「時間」がそろそろ限界だな・・・」
瀬人はさも、つまらなそうに呟いた・・
も久しぶりに会えたのだから・・もう少し・・一緒に居たい気もしたが・・
「そうだね・・うん! わかった・・お仕事頑張ってね、瀬人。」
でも・・・ は瀬人のおかげで・・もう・・瀬人に会えない「時間」も・・・

―― の「心」は、「大丈夫」だった。

でも、これ以上は瀬人にも「無理」はさせたくないよね・・
がドアに手を掛け、帰ろうとした時・・

――その手を瀬人に静止させられてしまった・・・

「えっと、どうしたの・・瀬人?」
瀬人は「仕事」で、私はもう帰らなければいけない筈だが・・・?
そんな、瀬人を・・ が不思議そうに見ると・・・
、誰が帰って良いといった?」
そういう、 に・・瀬人はニヤリと薄い笑みを浮かべていた。

突然、瀬人はひょいと を抱き上げた・・「お姫様抱っこ」という形である。

―― 一瞬、 は何がどうなったか分からなかった・・

「えっ・・瀬人?」
だが・・ が何か言う前に・・・
瀬人はそのまま、ズカズカとデスクの方に向かって行った。

そして、椅子に座り・・何事も無い様に・・・
机に手を伸ばし「仕事」を始めてしまった・・・

―― を膝の上に乗せたままの格好である・・・

「わ!ま、待ってよ瀬人・・ちょっと・・」
恥かしさから、少し身をよじって抵抗する に・・
「クク・・ここで、しばらく大人しくしてるんだな、 。」
瀬人はキッパリ!!と「命令」する形だった。
「で、でも瀬人!!仕事中だし・・それに人が来たら・・やっぱり、恥かしいよ・・」
はというと―――
さすがにもう・・瀬人の膝の上で・・何ともいえない状況である・・・
そんな、 の力ない「反論」に瀬人は・・
「ワハハハハハ!!  !!!
 生憎だが「オレ」にとっては、何の「問題」も無いんでな!!!」
などと・・真っ赤になって慌てる に対して、瀬人は愉快そうに言い放っていた。
「フン・・こんな「仕事」など、すぐに終わらせる・・少し待っていろ。」

にとって、久しぶりの瀬人の「ペース」・・・

すぐ近くで・・瀬人が真剣な表情で「仕事」に手を付けている・・・

そんな、我が侭な瀬人に、 も苦笑しながら・・・

それなのに・・つい・・嬉しくなって・・
「うん!・・わかったよ・・瀬人。」と、「返事」をしていた・・


結局・・ も「笑顔」で、瀬人の「我が侭」に付き合う事にした。



―― にとっては、広すぎる「社長室」の中で・・・――


――久しぶりに・・ は大好きな瀬人の一番「近く」で・・・――


――暖かなオレンジ色の夕暮れ時を「二人」で過ごしていた・・――






>FIN




>BY・こはくもなか




>あとがき
初めて「完成」した・・「活字のみ」+「ドリーム小説」です・・(苦笑)
社長さんのコンセプトの「社長」+「我が侭」からとったドリームですね。
最初は抱き締めるだけだった筈が・・・
ちゃんを膝の上に置いたままにするとは・・(笑)
少なくとも、ウチの社長さんは「我慢」を知らない様で・・・(笑)
こんなんだから「ワハハハハ!!」笑いも・・つい・・付けたくなったし・・(笑)

こんな、「強引ぐ前上へ」な社長ドリームでしたが、いかがでしたでしょうか?
こんな拙いドリームを読んで頂けた、 様に心より感謝申し上げます。

>さらにこれを読んで頂く、雪花様に尊敬の意を込めて贈らせて頂きます。
こんなドリームで大丈夫でしょうか? 雪花先生!!

不肖の「生徒」より、「先生」に感謝の意を込めて・・(笑)

2002・7・8 こはくもなか拝


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ドリーム小説サイト「Me with faithful you」

雪花先生に贈呈させて頂きました。(大感謝!!)



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